スマートフォン・モバイル実務検定試験

誕生の背景

個人の暮らしに深く関係するツールとして、
モバイル端末であるスマートフォン等は世の中に定着してきました。

それぞれの端末メーカー、移動体通信業者は、
この間、より利用する人の利便性が高くなるように
いろいろなサービスや機能を提供してきています。

我が国を、このような流れが世界においてもモバイル端末を利用する国として
トップクラスに押し上げたことは間違いありません。

一方、利用する人から見れば、
いろいろな端末機能やサービスが多様化・複雑化してきており、
正しく全体を掴んで、
適切に通信サービスやモバイル端末を選ぶことが難しい状態にあると言われています。

モバイル端末であるスマートフォン等の販売の際には、
基礎知識にプラスして、
緊急の際の対応やサービスなどいろいろなことを把握しておくことが必要です。

個人の暮らしに深く関係し、
しかも高い公共性があるサービス・商品であるスマートフォン等の
モバイル端末を販売する場合には、このようなことは避けることはできません。

スマートフォン・モバイル実務検定試験などのモバイルシステム技術検定は、
幅広いIT分野、モバイル分野の知識をマスターしているということを認定するものです。

ITシステムエンジニア、IT会社の営業担当者あるいはセールスエンジニア、
コンサルタント、会社の情報システムを担当しているような
IT関係の仕事を行っている人を対象に設定された制度が、
モバイルシステム技術検定です。

モバイル端末、移動体通信、モバイル関連のシステムソフトおよびミドルウェア、
モバイルアプリケーションおよびコンテンツについての技術など、
技術的なモバイルシステムを構成する要素として取り上げています。

この検定試験の目的は、
モバイルシステムに今後仕事として携わる人を対象に、
このような技術を把握して、
より効率的、効果的にモバイルシステムの構築、提案、
運用改善を行うために必要な知識・技術・情報をマスターすること、
さらに優れた技術者としてこの分野において活躍していくことができることです。

スマートフォン・モバイル実務検定試験の詳細

スマートフォン・モバイル実務検定試験について詳しく見ていきましょう。
モバイル端末等を販売する場合に、
ユーザーを保護する立場から通信に関係する法知識・基礎知識をマスターすることが
スマートフォン・モバイル実務検定試験の目的です。

仕事をする上において、モバイル端末等を販売する人あるいは販売を予定している人が、
基礎知識を持っているかを認定します。

誰でも満16歳以上なら受検することができます。
おすすめしたい受検対象者は、
モバイル端末であるスマートフォン等のアドバイザーあるいは説明員、
人材派遣会社に登録している人、
専門学校、短大、大学の通信・情報関係の学科の学生などです。