情報デザイン試験

情報デザイン試験の特徴

情報デザイン試験の特徴について見ていきましょう。
社会で仕事を始める場合に必要な情報を、
受け取って伝達するスキルをトータル的に評価する試験が情報デザイン試験です。

現在は情報社会であるため、
プログラミングやシステム構築・設計などの情報を創るスキルや、
基本ソフトの操作などの情報を使用するスキルにプラスして、
コミュニケーションスキルの情報を伝達するスキルが重視されています。

そのため、コミュニケーションスキルである情報の収集、
論理力・分析力・説得力・表現力などの
情報デザインに対し情報検定としては評価基準を設けました。

相手が理解しやすいように、必要な情報をいかに拾い上げて、
加工・構成して表現するかということが情報デザイン試験では問われます。

現在、全ての情報を取り扱う人に
要求される情報デザイン力が試される非常に新しい試験です。

社会にこれから出て仕事を始めるような人、
ビジネスなどの場合にコンピュータをユーザーや
顧客への情報伝達のために使用する人、
自己表現のためにコンピュータを使用することに興味がある人、
情報発信のスキルアップを図りたい人などに情報デザイン試験は向いています。

情報デザイン試験において評価される内容としては、
問題解決を情報社会において行う場合の実践的、
基礎的なスキル、情報デザインのモラルや考え方、
情報の収集と分析、整理力、問題解決の手法、手順、
情報構造の表現、考え方の手法、情報の評価、伝達とフィードバックです。

従来のようなペーパー方式とは異なって、
情報デザイン試験はコンピュータを利用した方式だけで実施されます。

コンピュータを利用した方式は、
パソコン画面でインターネットに接続して試験が行われます。

情報デザイン試験の内容

情報デザイン試験の対象者は、
社会に出て仕事を始める場合に必要なスキルを試すもので、
分かりやすく情報を使用したり、伝達したりすることができ、
顧客、上司などの相手側とのコミュニケーションスキルをアップしたい人になります。

具体的には、社会に出て仕事を始める高校生、
専門学校、大学を卒業する学生、一般社会人です。

• 初級と上級の試験科目があります。

• 初級の試験においては、
 問題解決を情報社会において行う場合の基礎的なスキルが評価されます。

• 上級の試験においては、
 問題解決を情報社会において行う場合の基礎的なスキルにプラスして、
 実践的なシーンにおける技能、知識、いろいろな状況における対応力が評価されます。

• 税込の受験料としては、初級が3,500円、
 上級が4,000円になっています。

• 試験時間と配点としては、初級、上級とも試験時間は60分、
 配点は100点で合格点は60点になっています。

• 合格した場合には、それぞれの科目の合格証が交付されます。