プロジェクトマネージャ

プロジェクトマネージャの仕事とはどういう仕事?

IT関連の認定試験など数がかなり多くなっていますが、プロジェクトマネージャの試験もあります。
プロジェクトマネージャというのはどういう仕事なのかというと、プロジェクトの計画、実行について総合的に責任を持った存在、その職務を指します。
経営管理能力を持っていることも大切ですが、プロジェクトにかかわる人たちを統率する力も求められます。

この業務を行うに当たり、最も必要な知識といわれているのがプロジェクトの実行について、リスク管理を徹底できるかどうかという事です。
リスク管理は情報処理のどの分野に関しても必要な知識となりますが、プロジェクトマネージャとして総合的にかかわってくる人材をまとめていく立場にあるのですから、リスクについての深い知識と実行力を持っていることが大切です。

情報システムや組込システムなどを作り出すプロジェクトの責任者という立場で、深い情報処理知識を持ち、どのようなプロジェクトとするのか、その実行について責任を持ち、管理、運営、さらには評価も行う人材です。

プロジェクトマネージャの試験について

プロジェクトマネージャの試験は春、4月の第三日曜日に行われています。
例年この時期に行われますが、試験概要によって確認が必要です。

試験は午前、午後の試験に分かれ午前のⅠ、Ⅱ、午後のⅠ、Ⅱに分かれます。
午前のⅠ試験は50分間、多肢選択式、四肢択一で行われ、午前のⅡ試験は40分、方式は同じです。
午後のⅠ試験は90分、記述式で行われ、午後のⅡ試験は、120分論述式です。

出題数は午前Ⅰ試験が30問、解答30問、Ⅱ試験は出題25問、解答25問です。
午後のⅠ試験は出題数3問で解答が2問、Ⅱ試験は出題数2問で解答が1問となっています。

午前、午後共に各100点満点中それぞれ60点以上が必要で、午後のⅡ試験については配点無、ランクAとなる事が求められます。
試験費用については情報処理試験センターで必ず確認を行ってください。

試験がほかの情報処理系試験と違い、春に1回しか行われないため、願書の取り寄せ時期、申し込みなどについてしっかり確認しておく必要があります。
案内書、願書については情報処理試験センターの各支部でも配布していますし、案内書に関しては情報処理センターのホームページからダウンロードできるようになっています。
申込みについては郵送によるものとインターネットからの申し込みが可能で、郵送の場合、受験手数料と共に指定された方法で提出します。

難しい試験となりますので、何度もチャレンジされる方も多い試験です。
ただこの試験に合格することで、就職、転職について有利になりますし、お給料アップなども考える事が出来ます。