
試験概要
詳しくテクニカルエンジニア試験についてご紹介しましょう。
テクニカルエンジニア試験の対象者は、情報システムの基盤を構築したり、
運用したりする場合に役目の中心的なものを果たすと同時に、
固有技術のプロとして情報システム開発の
個別のプロジェクトにおいて導入・開発をサポートするような人です。
ネットワークシステムを計画・構築・設計・運用することが、
テクニカルエンジニアの業務です。
テクニカルエンジニアの果たす役割としては、
情報システム基盤のネットワーク資源をネットワーク管理者として管理する、
効率性・安全性・信頼性を考えた設計・運用・構築を行うために、
LAN /WANについての要求を分析する、
個人システム開発の計画・設計・分析・保守・運用のそれぞれの工程において、
ネットワーク関係の技術サポートを行うことです。
情報システム基盤であるネットワークは、
アプリケーションシステムの個別の構成要素にもなります。
また、ネットワークに求められる機能条件は、
急速にマルチメディアへの展開など進展してきています。
目的に合ったネットワークを維持・構築するためには、
幅広い次にご紹介するような知識・実践能力・経験が求められます。
・幅広くネットワーク制度・技術の動きを見通して、
適用できる技術を目的に応じて選ぶことができる。
・個別アプリケーションあるいは組織・企業全体の
ネットワークに対する要求を正しく掴んで、ネットワークの仕様を作る。
・作った仕様に関係するネットワークの設計技法、信頼性設計、
プロトコル技術、料金・通信サービス、
セキュリティ技術などを選んで、物理設計・論理設計が最適にできる。
・通信事業者、工事業者、ベンダなどのネットワーク関連企業を利用して、
効率的なネットワークの運用・構築ができる。
テクニカルエンジニア試験の内容
テクニカルエンジニア試験の試験時間と試験スタイルが、
平成17年度の秋期試験から変更になっているため注意が必要です。
午前の試験の場合は、時間が9時30分~11時10分の100分間で、
四肢択一式、55問の出題があり55問の解答が必要です。
午後Iの試験の場合は、12時10分~13時40分の90分間で、
記述式、4問の出題があり3問の解答が必要で、
午後IIの試験の場合は14時10分~16時10分の120分間で、事例解析の論述式、
2問の出題があり、1問の解答が必要です。
平成17年度から、午前の試験の場合に50問から55問の出題数に、
90分から100分の時間に、
90分から60分の昼休憩時間にそれぞれ変更になっています。
願書の受付は7月中頃から約1か月間、
試験実施日は10月の第3日曜日、
受験手数料は税込みで5,100円、
合格発表は試験終了の約2か月後になっています。
出題範囲の最新版については、
インターネットのサイトなどで紹介されているので参考にしてみましょう。