
東大生のノートは美しい
勉強にノートは欠かせません。
学校ではノートをきちんと取るように指導され、
黒板やホワイトボードの板書はみんな必死で書き写します。
でも、勉強ができない人は、書き写しただけでノートを後で見ようとしません。
それは、大した事が書かれていないから、
見ても何の参考にもならないと思っていたり、
ノートが汚くて、自分でも何が書かれているか分からなかったりするからです。
しかし、勉強ができる人は、
ノートを勉強にきちんと活用します。
勉強ができる人のノートは、
要点がぎっしり詰まっているからです。
しかも、とても美しく書かれているから、
とても見やすいのです。
ですから、東大生のノートはとても美しいと言われています。
彼らは、自分なりにノートの取り方を工夫していて、
まるで参考書のように活用します。
勉強ができない人と比べると、
大きな差があることが分かるでしょう。
勉強ができるようになりたい人、成績を上げたい人は、
まずはノートをきちんと取れるようになることが必須なのです。
東大生はどのようにしてノートを取っているのか、参考にすると良いでしょう。
役立つノートの取り方
ポイント1、見やすいように見出しをつける。
ノートは見やすく、丁寧に書くことが基本です。
ぱっと見て何が書いてあるか分からないのでは、
勉強に役立てることはできませんので、
見出しをつけるようにしましょう。
大見出し、小見出しをつけるようにすると、
とても見やすいノートになります。
大見出しや小見出しの文頭も揃えて、
マークを付けるようにすると、さらに見やすくなります。
自分なりにノートのフォーマットを考えてみましょう。
授業中にノートをまとめる時間がない場合は、とりあえず、
板書や先生の言ったことを殴り書きしておいて、
家で清書すると良いでしょう。
復習にもなるので、授業内容がよく理解できるようになります。
ポイント2、重要なポイントが見てすぐに分かるようにする。
ノートを見て、重要なポイントがどこなのか分からないようなら、
ノートを取る意味がありません。
重要なポイントはどこなのか、字の大きさを変えたり、
色ペンを使ったりして、一目見ただけで分かるようにしておきましょう。
イラストや図解も書き込むようにすると、さらに見やすくなるでしょう。
ただし、あまり色ペンを使い過ぎたり、
イラストばっかりだと、時間もかかるうえに、
ごちゃごちゃして、返って見難くなります。
見やすく書くことが一番大切なことですので、
なるべくシンプルにまとめるようにしましょう。
ポイント3、ノートは大胆に使う。
ノートは、詰めて書いて節約するのも良いですが、それだと、
後から追記しなければならない時に、書き加えることができなくなり、
他のページに書くハメになってしまいますので、
何がどこに書いてあるか分からないノートになることが多いです。
ですから、ノートは勿体ないと思わずに、
大胆に使うようにしましょう。
後から追記することができても良いように、
余白も多めに取っておくのがポイントです。
ポイント5、自分なりの感想も書いておく。
人は、ノートを取ることによって、
目と手によって脳に情報を与え、効率よく記憶することができます。
ですから、授業中にノートを取ることは、とても重要なことなのです。
さらに、余白に先生の言ったジョークや、
自分なりの感想を書き加えておくと、
それがヒントとなって記憶のヒモを引っ張りやすくなり、
記憶するのが楽になります。